スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
おのれ運動会
 つい生活が夜型になる。早寝早起きが健康的なのは百も承知だが、演奏のある日はたいてい夜だし、帰ってきてひと息つき、何か雑用などをしているとあっという間に深夜になってしまう。必然的に朝(というのがいささか恥ずかしい時間帯だけど)は遅い。
 気候のいい時期は窓を開けて寝るが、初秋の頃に毎年「敵」がやってくる。運動会だ。我が家の近隣には小・中学校と幼稚園、保育園などがあり、これらが入れ替わり立ち代わり運動会をやらかしてくれる。運動会の迷惑なところは当日のみならず「練習」というやつが何日も続くところだ。なにもそんな大音響でするこたぁないだろうと思うのだが、ヤケクソのような音量で「音」を流し(音楽、とは断じて言わない)、スピーカーは「駆け足!」だの「前へ進め!」だのとがなり立てる。これが始業と同時に連日繰り返される。とても寝てなどいられない。寝てるけど。
 さて、気候が良くなると、夜の公園でたむろする連中も出てくる。深夜まで声高に騒いだり、バイクを空ぶかししたりする。こちらも大迷惑だ。とっつかまえて毒グモの群れの中に放り込んでやりたくなる。

 ところで、こんな問いかけは反感を招くかもしれないが、深夜に騒ぐ連中と運動会の練習、どちらが悪質だろうか。
 「夜騒族」はまず間違いなく、自分たちの行為を悪であると認識している。近隣の家に迷惑をかけ、安眠を妨害していることを自覚してやっている。彼らはおそらく本心ではそれを「楽しんで」いるわけではないのではないか。いつまでも続くわけではない馬鹿騒ぎを、そうとわかってやっているだけだ。彼らにとってウザい「大人」という存在に、彼ら自身が否応なくなってゆく、そういう「ヤなこと」から一時的に逃避しているに過ぎないだろう。別に連中の肩を持つ訳でもなんでもないが、そう思うといっそ哀れな気もしてくる。
 一方、学校行事である運動会の練習を朝からする、というのは、別に悪いことではなさそうに見える。しかし学校の周りに住まう人々が、みんな朝起きて夜寝る生活をしているわけではないだろう。夜勤明けの人もいるかもしれないし、飲食店関係の人なら、やはり昼夜逆の生活を送る人もいるかもしれない。そういうことには一切配慮せず、こんな時間に寝ている方が悪いのだとばかりに大音響をまき散らす。これははっきり言うと暴力である。だがそれを行使する側は、よもやその行為を暴力、悪だとは思うまい。そこがこの上なく悪質だ。
 町中の、しかも学校施設の近くに住んでいるのだから、ある程度はやむをえないかもしれない。運動会は大嫌いだが、だからといってこんなものやめてしまえとまでは言わない。それを楽しみにしている人も多いだろうから。だが果たして、練習の段階からあれほど近隣に響き渡る音量でやる必要があるのだろうか。それは校庭の、今現在運動会の練習をしている生徒たちにだけ聞こえればいいのではないか。
 ほんの少しスピーカーの音量を下げてくれれば、なべて世はこともなし、それ以上うるさいことはいわない。だが「正しいことをしている」と信じて疑わないところに異議申し立てをするのは、耳栓でもして我慢する方がマシだった、というような事態を招くこともないとはいえない。

 そんなことをあれこれ考えているうちに、今年もニックキ運動会の時期は過ぎてしまった。しかしもはや窓を開けッぱなして寝るにはちと寒い・・・やれやれ。

 きっと、学生時代に運動会を忌み嫌ったせいで、運動会の神さまに嫌われてしまったに違いない。「キサマに安眠などさせぬ」とかね。オイオイずいぶん人間の小せぇやつだな。・・・あ、神か。

未分類 | 12:39:40

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。