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冬の秘技
お食事中の方はあとで読んでね。

 毎年、暮れから新年にかけて一度は体調を崩す。年末年始というとステージも多いし、忘年会だ新年会だと心楽しく財布にツラいことが目白押しである。これに体調不良で不参加を余儀なくされたことも一度や二度ではない。そこで毎年冬になると用心のため、外出時には常にマスクを着けて出かけるようにしていたが、マスクというものは煩わしい上に、見た目を・・・大した顔ではないけれど、まぁそれはそれとして・・・甚だしく損なう。例えば今日は帽子の気分だなと思っても、帽子にサングラスにマスクでは殆ど爆弾魔にしか見えず不審極まりない。ファッションが非常に・・・えー、これもまぁそう気張るほどの格好をしているわけでもないですが・・・限定される。これではマスクに人生を左右されているようで何だか口惜しい。そこで不安ではあるがこの冬はマスクと決別しようと決心した。
 ところがマスクを全くしないにも関わらず、この冬は例年よりはるかに好調を保っている。ある技を身につけたのだ。秘技「逆鼻うがい」である。

 改めて言うまでもないが鼻と口とは富士の西湖、本栖湖、精進湖の如く実は繋がっている。「鼻うがい」というものを見知って、或いは実践される方も多いだろう。これはうがいをする際に、鼻から吸い込んだ水を口から出す、というものである。やってみるとわかるがこれは鼻の奥が誠に痛い。遠い日々、学校のプールで水を吸い込んでしまったあの感覚を思い出すが、ノスタルジーに浸るほど甘い記憶ではなくただ痛いだけだ。ものの本によると、ぬるま湯に塩を適量加えた、体液に近い濃度の塩湯(要するにハナミズみたいなものだ)を用いると痛みはないという。やってみると、おお、確かに痛くない。塩水というと何かシミそうなものだが、なるほど普通ハナミズは痛くないもんな。
 しかしこれは頻繁にやるとなるといささか面倒だ。外から帰ってきて、いちいちぬるま湯に塩を入れて・・・と悠長なことを日にそう何度もやっていられない。鼻の中を洗った水が口に入ってくるというのにもどうも抵抗がある。

 ほこりやなんかと一緒にウイルスが取り憑くのが、先ず鼻の奥の粘膜だそうで、普通のうがいではここを上手く洗浄せしめることはなかなか難しい。うがいをしているという事実だけで安心してしまい、つい「浅いレベル」のうがいで終わらせてしまうことも多い。これではあまり意味がないだろうと、少しでも奥の方を洗うべくうがいをしていたら、あるとき偶然少量の水が鼻の方へ回ってしまった。―――「秘技・逆鼻うがい」への開眼であった。
 
 爾来、若干の練習期間を経て毎日この「逆鼻うがい」を実践している。やり方はこうだ。先ずブクブクブクと口の中をよく洗う。次いで通常のうがいを何度かした後、水を口に含んでノドのなるたけ奥をゴラゴラゴラと洗いつつ、よろしいか、それに加えて鼻から息を出すのである(間違っても息を吸い込んではいけない)。ゴラフガゴラフガゴラフガという感じになる。そんなことをすると気管に水が入ってしまわないかと思われるかも知れないが、そういうことは今の所一度もない。しかるのち、フガフガとやりつつ顔を洗面台に向けて前傾させるとめでたく鼻から水が出てくる、とこういう寸法である。その後、鼻腔内に取り憑きかけたウイルスどもをシバき回す勢いで鼻をかみ、ついでに手と口の周囲をよく洗っておしまい。しばらく口の中で転がして水がマイルドになるのか、鼻に回してもそれほど痛くはない。とても人様に見せられる姿ではないが、普通にうがいをしてもそれは同じことだ。うがいする顔なんてみな間抜けなものである。
 これを出先で、時には駅で、そして帰宅時と、割とこまめに行う。殊に食事の前には必須である。友人にこの話をすると「そんなことできんの、キミだけや」と言われたが、そんなことはない。何事も練習である。

 こうやって「調子がいい」と書いた途端に体調を崩したり、「最近は早起きだ」と言った次の日に寝坊したり、「ネクタイはあまり締めない」と言った直後に立て続けに締める羽目になったりと、とかくこの世はままならないから「これで風邪は引きません」とは間違っても言わないけれど、やってみても損はない。せいぜい気管に水が入って死ぬほどむせ返るくらいだ。・・・やだな、それは。

 さ、みなさん勇気を出して、LET'S TRY!









未分類 | 23:39:09

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