スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
進まぬ譜面
 譜面書きが進まない。五線紙を埋める作業は地味で面倒だが、決して嫌いな作業ではない。にもかかわらず、いつも締め切り間際になってばたばたと書き始める。
書き始めると早いかというとそうでもない。こうかなー、ああかなー、などとチンタラやってしまうのが常である。なかなか仕事が進まないと、イライラしてくる。人への対応も乱雑になり、ただでさえ狭い人間関係にますます拍車がかかる。

 多くの仕事において「着手する」ということが最初の難関であることは論を待たないだろう。いかに些事であろうと手を着けねば永遠に終わらないし、どんな偉業もまず「着手」することから始まる。歯を磨くことしかり、譜面書きしかり、教育改革しかり。
 さぁ、書くぞと心にハチマキを締めて五線紙に向かう。と、棚に乱雑に積まれた本が気になって整理を始めてしまう。お、探していた本がこんなところに・・・いかん、譜面を書くのであった。さ、それでは改めて・・・あ、待てよ、○○の件、メールを返してなかったな・・・。

 ここで格言がひとつ生まれる。「五線紙を前に思い出す仕事は全て些事である」
 
 やっと一曲終わった。この解放感はどうだ。世界はきらめきに満ち、小鳥たちは祝福の歌を歌う。やぁ、ありがとう、ありがとう。わけもなく感謝の心が湧いてくる。11月9日完了。手元の手帳に曲名と日付を書き込む。充実の一瞬。さ、それでは心安らかに寝るとするか。ふと、ページの端っこに小さく書いてある別の曲名に目がいく。「11月10日締切!」とある。

 ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯11月10日?

 どーん。

 奈落へ落ちた音である。きゃー明日だアスダasudaえらいこっちゃえらいこっちゃヨイヨイヨイヨイ。などと踊っている場合ではない。嘆いている暇すらない。

 再び五線紙に向かうが、一旦電源の落ちたノーミソは冴えないこと夥しい。使えぬ。なんだかこう、箸でスープを掬うような(この比喩も冴えんね)もどかしさがある。アンパンマンみたいにひょいと取っ替えられるアタマが欲しい!

 こういうことを繰り返しつつ、毎年じわりじわりと年の瀬が近づいてくるのだ。来年こそは余裕をもって譜面を仕上げよう!と過去15年くらい思い続けているが、一度も達成されたことはない。♪だぁれのせいでもありゃしない~♪そう、みんなオイラが悪いんである。 

 で、結局明日締め切りの譜面はどうなったかって?・・・それは聞かないでいただきたい。

ヨイヨイヨイヨイ。 

スポンサーサイト
未分類 | 02:42:10

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。